住宅金融公庫とは、政府の出資による住宅ローン専門の公的金融機関です。
住宅金融公庫の住宅ローンは、金利が民間より低く、固定金利なので金利上昇リスクがなく、借りやすいという点で非常に利用者が多いのではないかと思います。
主な融資方法には直接融資と証券化支援事業があり、直接融資制度は民業の圧迫になるという批判により廃止されることとなりました。
現在主に利用されている証券化支援事業は、直接融資の長所を引き継ぐために民間記入期間等による長期・固定金利の住宅ローンの買取を行っています。
名前は変わりましたが、直接融資制度のよい面を引きついでいるので住宅金融公庫で住宅ローンを利用する人は減ることはなかったように思います。
この証券化支援事業は、最長の償還期間が35年であることからフラット35という愛称が付けられています。
このフラット35は、長期固定金利・融資額最高8000万円・保証金0円というまさに公的といっていいくらい有利な条件がそろっている融資です。
年収によって利用できる金額が変わりますが、ほとんどの方にとって、このフラット35はお得で利用価値があるものだと思います。
マイホームの購入は人生で最大といっても過言ではありません。
わがままにマイホームを建てたい人にとって、一番気になるのがローンの形。
住宅金融公庫についてしっかりと下調べをして、長期ローンで金利が最も有利に働くものを選ぶことが最終的なマイホームの満足につながると思います。